胡蝶蘭店長日記|胡蝶蘭ギャラリー
胡蝶蘭のおはなし|胡蝶蘭ギャラリー
胡蝶蘭についてのおはなし
まずは洋ランのふるさとのおはなしです。
洋ランは原種だけでも35000以上あります。洋ランという名前から、ヨーロッパという印象が強いのですが、ランは世界中に自生しています。ラン科植物の種類は植物界の中で最も多く、自然に生息している原種だけでも35000種以上あるといわれています。シンビジウムやカトレアなど、一般に洋ランと呼ばれているランは、ラン科植物の一部にすぎないのです。日本もらんの宝庫で、150種以上の原種があります。昔からおなじみのシュンラン、セッコク、フウラン、シランなどすべてランの仲間です。
洋ランは、世界中に広く分布している品種もあれば限られた地域にしか分布していない品種などもあり、生態もさまざま。しかし、ほとんどは熱帯、亜熱帯を中心とした赤道付近の温暖な地域が原産で、大きく分けると東南アジア原産、中南米原産、アフリカ南部原産の3つに分けることができます。
東南アジア原産の洋ランは、インド、オーストラリアなどを含め、東南アジアを中心に自生するランはシンビジウム、デンドロビウム、パフィオペディラム、パンダ、セロジネなどで、品種によって自生する地域が分かれています。
中年米原産の洋ランはカトレア、オンシジウム、エピデンドラム、ソフロニティス、ブラサボラ、レリアなどです。
南アフリカ原産の洋ランは、アングレカム、エランギス、ディサなどは南アフリカ原産で、マダガスカル島にしか自生していないシンビディエラという貴重な品種もあります。
胡蝶蘭の別名は「ファレノプシス」です。
「ファレノプシス」は胡蝶蘭の学名です。
「Phalaenopsis」と表記され、ファレノプシスはギリシャ語のファライノ(phalaina:蛾)とオプシス(opsis:~のような)という2つの単語が組み合わさってできています。胡蝶蘭は日本ではよく、花弁を蝶の休んでいる姿に例えられますが、この姿を蛾に見立ててファレノプシスと命名されました。同じように、胡蝶蘭は英名ではモス・オーキッド(moth orchid:蛾のようなラン)と呼ばれていて、美しい花なのに蛾に例えられてショックかもしれませんが、海外では蛾と蝶を特に分けない場合が多いです。
そんな中、日本では美しいものを蝶に例える文化があり、和名では蛾ではなく蝶の文字を入れ胡蝶蘭と命名されました。また、。その植物は流通するときに学名で呼ばれることが多いです。そのため、日本でも胡蝶蘭とファレノプシス、両方の名前が使われています。
胡蝶蘭の種類
植物分類はラン科、フェレノプシス属
■胡蝶蘭の原産地
原産地は東南アジア、南アジア、台湾、オーストラリア
開花期は4月~6月。花の大きさは大輪。
「東洋ラン」に対して「西洋ラン」つまり「洋ラン」と呼ばれるようになったといわれるが、ほとんどの洋ランの故郷はヨーロッパではなく、アジア、中南米、アフリカの熱帯、亜熱帯地域。これらの地域で育った元首がヨーロッパで品種改良され、明治初期に初めて日本に入ってました。
洋ランのふるさとは主に「東南アジア原産の洋ラン」「中南米原産の洋ラン」「南アフリカ原産の洋ラン」に分けられます。
花言葉は「清純、あなたを愛します、華やかさ、幸福が飛んでくる」
余談ですが、ファレノプシスがギリシャ語由来の言葉だからギリシャ原産の植物というわけではありません。胡蝶蘭の原産はフィリピンなどの熱帯地方です。分類学では、学名にラテン語を使用することになっており、ラテン語はギリシャ語からの借用語が多いため、結果としてギリシャ語由来となっているだけです。
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